何千年もあまり姿を変えないで現代まで生きているカブトガニ。

名前にカニと付いているがカニなどの甲殻類とは違いクモやサソリなどと同じ鋏角類だと言う事を知らない人もいるのでは無いでしょうか?

一般的には名前は知っているけど実物を見る機会があまり無いから良く知らないと言う人が多いと思います。

ですが、近年ではカブトガニの血液が人の命を救うとして話題になり一気に知名度も上がったのでは無いでしょうか?

そこでカブトガニの血液は、どの様に人を救うのか?

何に利用されているのか?

紹介したいと思います。

カブトガニ 血液 利用

カブトガニの青い血液の秘密

カブトガニが注目を浴びたのは、まだ古い話ではありません。

現在でもカブトガニと聞いてピンとくる人は少ないと思いますが、カブトガニの血液は青いと言うフレーズで聞いた事があると言う人はそれなりに多く居るであろうと思います。

なぜカブトガニの血液は青いのか?

その答えは人の血液は体内に血液を運ぶ為に鉄分を含むヘモグロビンが入っているので赤く見えますが、カブトガニは鉄分ではなくヘモシアニンが入っている為、血が青く見えるのです。

ヘモシアニンとは呼吸色素のひとつです。

エビ・カニ・貝、タコ・イカなどの節足動物や軟体動物などに見られますが、一部の軟体動物には含まれていません。

ヘモシアニンは無色ですが酸素と結びつく事で青くなります。

これがカブトガニの血液が青い秘密となります。

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どんな所に利用されているのか?

青い血液が人を救うと聞いてはいるけど、実際にどこで使われているのか?

スーパーなどに『これはカブトガニの青い血です』と書かれた物なんて無いから実感が湧いてきませんよね?

カブトガニの血液は実は意外な所で活躍しています。

特に医療の分野で利用されてます。

内毒素は体内に入ると免疫系が反応し危険な状態になってしまう事があります。

カブトガニの血液から抽出されたLALは内毒素と結びつくとゲル状に凝固する特性を持っているので、内毒素の存在を知る事が出来ます。

他にはHIVの増殖を抑制する効果があると言われていますが、今はまだ研究の段階です。

また食品関係では輸入牛や牛乳などの食品の細菌汚染にLALが使用されたり、水道水や井戸水など検査で使われたりもしています。

まとめ

カブトガニは私達が気付いていない所で多くの分野で貢献しています。

もっと早くにカブトガニの事を知って研究していたら、もっとたくさんの分野で貢献していたかも知れません。

まだまだ研究段階の物もありますので、興味が湧いてきますよね。

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